This is a memo for FeynRules.

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ダウンロードして解凍すればおしまい。
使うときはMathematicaからその都度読み出す仕様。

Field

mass eigenstate / gauge eigenstate でオプションが違う。うっかり不必要なオプションを書くとエラーも出さずにに変な結果を出すという仕様なので、気をつけないといけない。

例:SU(2) doubelt, hypercharge +1/2, vectorlike fermion.

mass eigenstate

gauge eigenstate

Majorana fermion

まず、Weyl fermionを定義する。ParticleName->はしない。 次にこれを4成分にする。ParticleNameをしてよい。
SelfConjugate はマヨラナなので Trueにする。 Lagrangianは Weylで書いて、WeylToDiracコマンドを使う。 4成分の方を使うと何故かうまくいかない

Dirac fermion from Weyl fermion

まず、Weyl fermionを定義する。ParticleName->はしない。

次にこれを4成分にする。ParticleNameをしてよい。
SelfConjugate False。 Lagrangianを Weylで書くと、WeylToDiracコマンドを使う。

Error messages

怒っているのはわかるがどうして欲しいのかわからない事が多い。わかった対処法を書いておく。

[1] Get::noopen: "Cannot open "FAToFR.m"."

[2] Weyl::Chirality: Warning: Dirac fermions must have both a left and right-handed Weyl component.

[3] Part::partd: Part specification Null[[1]] is longer than depth of object.

[4] Warning: Complex piece found in parameter Vmat1x3. Setting it equal to its real part.
  Warning: Complex parts of parameters are set to their real part. Further printing suppressed.

Value and Definitions

Ghost terms

Vectorize という関数は、2次元複素ベクトルを4次元実ベクトルに変換する関数である。 SM の Higgs field の各成分を読み取るために導入されている。 つまり { a + i b , c + i d}/sqrt{2} ==> {a, b, c, d} とする。

ゴースト場は {U(1), SU(2)} の順に4成分.
doublet は the SM Higgs field の VEV 以外の部分.
doublet0 は the SM Higgs field の VEV の部分, {0, vev/sqrt{2} }

generators は the SM Higgs field にとってのゲージ変換の生成子の(-1)倍。ゲージカップリングも付随する。左から {U(1), SU(2)} で4成分。SU(2) は 1, 2, 3 成分。+,-,3 ではない。

ヒッグス場の無限小のゲージ変換を下のち、4成分に直したものをつくり 4x4 行列を作る。 ここではゴースト場のラグランジアンを、ゲージ場の gauge eigenstate で書いている。これは全てのゲージがファインマンゲージで固定しているので、mass eigenstate と gauge eigenstate のゲージ固定項がユニタリー変換でつながることを利用しているはずである。kinetic mixing のある場合にはこれが使えないので、kinetic mixing を解いた後のラグランジアンを gauge eigenstate として出発するのが良いと思われる。

Tips

[1]どうやら大文字小文字を区別し、間違えたオプションを書いてしまってもエラーを吐かずに間違えるだけの仕様のようなので、なるべくコピペで頑張る。

It seems not allowed to use both capital and small characters in parameter names,

CheckMassSpectrum does not work for weyl fermions. All weyl fermions should be transformed into 4-components fields via WeylToDirac[] command.


[2]質問: WeylToDirac[] をしたあと、mathematica でラグランジアンを表示させたら、たくさん Private という文字がありましたが、どうすればよいでしょうか。

回答: fr ファイルのどこかで間違ったので直しましょう。例えば、 ClassName Definitions で違う名前になっていませんか。


[3]質問: CheckKineticTermNormalisation[] をすると、非対角成分が発見されましたとのメッセージとともに項が表示されるのですが、よく見ると全微分になって消える項です。全微分は落とすというコマンドは無いのでしょうか?

回答:わかりません!


[4]SU(2)の基本表現になっている Vector-like な fermionをWeyl表現で作る場合、 両方左巻きで定義するのは構わないが、そのとき、左巻きで定義した右巻きは 反対称行列で適当にSU(2)の足を上下しないといけないので注意:

それに伴い質量項も面倒になる。

たとえば gs というパラメタを定義するときに Value -> Sqrt[4 Pi aS] でも Definitions -> { gs -> Sqrt[4 Pi aS]} でもパラメタを定義できるが、mathematicaで計算するときに、前者は gs をそのまま使うが、後者は Sqrt[4 Pi aS] で置き換えてしまう。例えば、CKM行列なら、前者だと V_{CKM}のままで、後者だと sin cos の汚い格好ででてくる。質量行列を自分で定義する場合は後者が便利かもしれない。


[5]ParticleName にプライム付きの名前を指定するとUFOファイルをMadgraphに読ませるところで怒られる。
例えば、 W' WP とかにする。